地質リスク・エンジニア(GRE)養成講座 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
平成29年度「地質リスク・エンジニア(GRE)」養成講座 開催要領 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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参 考 資 料 GRE養成講座とGRE認定制度について | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1. 地質リスクマネジメントの必要性 ○地質リスク(地質に係る事業リスクとその不確実性)のマネジメント ○地質リスクの事後対応(緑)から予防保全(赤)へ。赤をマネジメントという。 ○あらゆる悲観的リスクを抽出し、一つ一つ対応してリスクを下げながら事業段階を進める。 ○高い技術力とマネジメント力(with と without の差を最大化する能力)を有する技術者の投入。 ○投資効果の証明 |
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2. 地質リスクマネジメント専門家の重要性 ○事業リスク(不確実性)の大きい領域は発注者責任。不確実性を小さくしてから業者に発注。 ○高い技術力を有する技術者は業者側に多いが、これを発注者側で働かせるためには「ポスト」が必要。 ○ポスト(立場)を技術顧問として用意する。 ○技術顧問への投資効果は計量して公表すべき。 |
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3. 地質リスク学会の活動 ○目的:マネジメント理論の研究 ・地質リスクを「マネジメント」するための学術理論の研究 ○事例研究発表会の開催 ・事例研究の普及(地質技術産業界(産官学)へのPR) ・A(成功)、B(失敗)、C(リスク最小化)、D型(その他)のマネジメントタイプの事例収集 ・マネジメントとは、地質技術を投入することによる地質リスクの予防・軽減・保全 ・マネジメントの投資効果は、with と without の差 ○学術研究の場の提供 ・事例研究をもとにリスクマネジメントを学術的に研究する委員会の設置 4. GRE養成講座・GRE認定制度の実施体制 養成講座主催: NPO 地質情報整備活用機構 認定制度主催: 地質リスク学会 養成講座受講者要件: 技術的に高い水準(地質リスクマネジメント事例研究発表会での発表経験者) GREの特徴: 高い地質技術力に加えてマネジメント力を具備すること GRE認定者の役割: 地域のキーパーソンとして地質リスクマネジメントを実施・普及する。 |
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5. GRE活用の見通し ○(公共)施設の調査・計画・設計・施工、および防災・維持管理には高度な技術力とマネジメント力を有する技術者が発注者の側にたって活動する必要があるが、 その(最低限の)品質を証明するものが求められる。 ○あらゆる分野で「資格」が求められる中で「地質技術産業部門」がいち早く「認定制度」を打ち出せば発注者にとって心強い。 H26年度から実施の「地質リスク調査検討業務」にも適用。 ○CM.技術顧問といった発注者の体制強化策が進む中で「地質部門」の切り札になる。 ○先ずGRE資格を発行し、GREの活動実績から「地質技術顧問」の「制度」作りを行う。 |
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