GUPIでは「電子納品支援,二次利用支援システム」を開設・運用していますが,この程地形断面図を描く時に必要な「距離-標高データ」を,国土地理院APIを利用して自動的に取得するウェブサイトを開発し,公開を開始しました。
URL: http://www.web-gis.jp/NouhinCheck/section-elevation.html |
初期画面。右下に国土地理院地図が表示されれば,正しく機能しています。 イメージをクリックすると拡大します。 |
概略手順以下に示し,説明の代わりとします。
① 平面直角座標系の系番号を選択すると,選択した系の原点に地図が移動します。
再処理などの場合では地図が移動しない場合があります。 一番上に表示される「選択」を選んでから,必要な系番号を選んでください。 |
系番号を選択するだけで,地図が選択した系の原点に移動します。 図は「9系」の例。 |
② 地図を適宜移動・拡大させて,始点と終点の位置をそれぞれセットします。 系番号の直下に始点と終点の座標(緯度・経度と平面直角座標
系のX軸値とY軸値)を表示します。セット間違いの場合には[クリア]ボタンをクリックしてください。 |
図は,終点の位置をセット(左クリック)した直後。 |
③ 断面線上の標高取得点数(分割数)を入力し,
断面線設定ボタンをクリックすると,断面線を
描画すると共に,その中心位置に地図が移動
します。
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④ 取得開始ボタンをクリックすると,国土地理院の標高APIを利用して,断面線の標高データを自動的に取得します。 |
標高データを自動取得した例。 イメージをクリックすると拡大します。
データの並びは左から,測点番号,経,緯度,始点からの水平距離,標高。 |
⑤ [ダウンロード]をクリックすると,取得したデータをCSVファイルとして保存できます。以下(左)は,EXCELで整形した例です。 |
(左)保存(ダウンロード)したデータをEXCELで整形・表示した例。 |
[ダウンロード]リンクをクリックすると,ファイル保存用のダイアログボックスが表示されます。 |
⑥ 標高データの所得が終了すると,地図枠の下に簡易的な「水平距離-標高グラフ」を描画します。 ブラウザがFirefoxの場合,イメージデータとして保存できます。 |
簡易表示した水平距離-標高グラフ。 距離枠は不変,標高枠は整数で丸められます。 |
⑦ 通信回線(例,混み具合)などの理由により,取得開始から数個の間で,取得したデータが狂うことがあります。 そのまま[取得開始]ボタンをクリックすると,再び標高データを自動取得します。
データ保存後,必要な部分のみ採用して下さい。
注 グラフ(プロット)が乱れることがあります。グラフイメージを使用する場合は,再処理して下さい。
最初の4個のデータ通信に不具合が生じた例。
[取得開始]により,継続して取得が可能。
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⑧ おことわり。
・本処理ページは開発中のため,不具合等により突然仕様を変更する場合があり得ます。
・都市部などでは,航空機搭載型のレーザプロファイラによる5mDEMを基にした推測標高値として得られますが,それ以外の場所では等高線から推定された10mDEMの場合があります。
あくまで,参考値としてご利用下さい。 |