中部縦貫道・阿房トンネル・平湯料金所からの笠ヶ岳
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newsletter111[pdf]
【開催のお知らせ】
平成28年度(第13期)総会
意見交換会「地質技術者の新たな役割」並びに懇親会
平成28年度(第13期)総会
 下記の通り,平成28年度総会を開催致しますので,ご出席くださいますようお願い申し上げます。
  開催場所:飯田橋レインボーホール1階1A会議室
  開催日時:平成29年6月2日(金) 13:30~14:30(予定)
  1.開会の辞
  2.会長挨拶
  3.総会成立の報告
  4.議長選出及び議事録署名人の指名
  5.議事
   第1号議案平成28年度事業報告承認の件
   第2号議案平成28年度決算及び監査報告並びに承認の件
   第3号議案平成29年度事業計画(案)承認の件
   第4号議案平成29年度予算(案)承認の件
   第5号議案役員改選承認の件
  その他
  6.閉会の辞
意見交換会「地質技術者の新たな役割」
 最近の地盤災害の多発により,国土交通省は社会資本整備審議会の中に小委員会を立ち上げ,地盤情報の統一的な管理等について検討を始めました。こうしたなか,地質技術者には新たな役割が求められることになります。
 意見交換により,今後の当機構の活動の方向性を探ります。
 皆様,ご出席くださいますようお願い申し上げます。
  主  催:特定非営利活動法人地質情報整備活用機構(以後,当機構)
  開催日時:平成29年6月2日(金) 14:40~16:50(予定)
  開催場所:飯田橋レインボーホール1階1A会議室

  コメンテーター:
    岩崎 公俊氏:一般社団法人 地質調査業協会連合会 技術委員長   「国の動向と全地連の対応について」
    黛  廣志氏 :当機構 理事           「当機構のジオ・アドバイザーの活動について」
    永野 正展氏:当機構 監事           「地方の役割について」
    大島 洋志氏:当機構 会長           「地質リスクについて」
  コーディネーター:
    長瀬 雅美氏:当機構 理事
懇親会
  開催場所:飯田橋レインボーホール2階2C会議室
  開催日時:平成29年6月2日(金) 17:00~18:30(予定)
お願い
 会場整理の都合上,ご出席につきましては,過日郵送致しました【ご出席についての連絡】によりFAX下さい。
 なお,総会に欠席される場合には,委任状にご署名・ご捺印いただき,FAXをお願い致します。
【事務局報告】
通算58回 平成29年度第1回理事会開催報告(概要)
 日時:平成29年4月19日(水)15:00~17:00
 場所:(一社)全国地質調査業協会連合会 会議室
 出席:大島会長,中田副会長,秋山理事,加藤理事,古宇田理事,土屋理事,長瀬理事, 黛理事,
     (オブザーバー)池田全地連事務局長,(事務局)柴草,根岸
 議題1. 平成28年度事業報告と決算について ⇒ 議決
 議題2. 平成29年度事業計画(案) ⇒ 議決
 議題3. 平成29年度・同30年度役員改選について ⇒ 議決
 議題4. 平成28年度総会について ⇒ 議決
  理事会の議事録は http://www.gupi.jp/GupiReport.html で公開しています。
【事務局報告】
GUPI Free Website 開発・公開について
 この程,当機構第1事業部(地盤情報担当)では,「GUPI Free Website」を開発し公開を開始しました。 本レターでは,特徴や利用場面などについてご紹介します。

【1】GUPI Free Websiteの特徴
 ★特定非営利活動法人 地質情報整備活用機構(略称 GUPI)が開発したアプリケーションプログラム(アプリ)を公開するためのウェブサイトです。
 ★営利目的,非営利目的にかかわらず,どなたでもご自由にご利用頂けます。
 ★地質調査の成果品を作成するために,便利で有効なアプリを中心として開発します。 

イメージをクリックすると拡大します。
【2】GUPI Free Website種類
 現時点で,4種類が開発・公開されており,それぞれの特徴を以下の略記します。
 ★個人用ボーリング管理システム
   ☆本管理システムは,当機構の運営するサーバにアクセスするだけで利用できます。
   ☆本管理システムは,パソコン内に保存しているボーリング交換用データ(XML)を使用して,ボーリングデータベース(以後,メタデータ)を
    自動的に作成し,そのメタデータを使用して「電子地図検索」と「一覧表検索」を行うことができます。
   ☆インターネットに接続している環境があって,国土交通省の電子納品要領(地質・土質)に準拠したボーリング交換用データ(XML)と,
    同じく電子柱状図(PDF)があれば動作します。
   ☆ボーリングデータに必要十分な情報が書き込まれていれば,本システムの他にソフトウエアやツールを用意する必要はありません。
   ☆ボーリングデータと電子柱状図は,利用者のPCの内部のみで処理されます
      (データがサーバーに送られて,処理や保存されることはありません)。
   ☆地図検索にはGoogle Maps API V3. を使用しますが,ライセンスキーは当機構が取得しているものを使用します。
   ☆ボーリング交換用データは,DTD400(平成28年12月)に対応しています。

 個人用ボーリング管理システム イメージをクリックすると拡大します。
 ★ボーリング管理システム
  ☆本管理システムは,ウェブサーバ内に保存しているボーリング交換用データ(XML)を使用して,ボーリングデータベース(メタデータ)を
   自動的に作成し,そのメタデータを使用して「電子地図検索」と「一覧表検索」を行うことができます。
  ☆インターネットに接続している環境があって,国土交通省の電子納品要領(地質・土質)に準拠したボーリング交換用データ(XML)と,同じく
   電子柱状図(PDF)があれば動作します。
  ☆ボーリングデータに必要十分な情報が書き込まれていれば,本システムの他にソフトウエアやツールを用意する必要はありません。
  ☆ボーリングデータと電子柱状図は,利用者のPCの処理しますが,データの保存はIISを含むウェブサーバです。
  ☆地図検索にはGoogle Maps API V3. を使用します。 利用に当たっては,ご自身で取得したライセンスキーが必要です。
  ☆ボーリング交換用データは,DTD400(平成28年12月)に対応しています。

ボーリング管理システム  イメージをクリックすると拡大します。
 ★電子納品支援システム
  ☆位置座標値の読取りと確認処理(スマートフォン,タブレット):
   ・GPS測定した座標値を表示すると共に,地図上にマーキングする機能があります。
   ・GPS測定は,ボタンをタップする都度のモードと,一定時間間隔に自動測定するモードがあります。
   ・産総研「シームレス地質図」や国土地理院「標高段彩図」など7種類の地図タイルを閲覧できます。
  ☆地質・土質成果とボーリング交換用データの位置座標を確認する処理:
   ・業務管理ファイル(INDEX_D.XML)の登録情報の表示機能と,地図上に境界枠を表示します。
   ・ボーリングデータの主な表題情報等の表示機能と,地図上にすべての掘削位置を表示します。
   ・DTD400 (平成28年12月)に対応しました。
  ☆ボーリング交換用データの位置座標の測地系を変換する処理:
   ・ボーリングデータの旧測地系値を新測地系に変換し,地図上での新旧の掘削位置を表示します。
  ★ボーリング交換用データの位置座標から標高と住所を評価する処理:(New)
   ・ボーリング交換用データに記載されている座標値を電子地図にプロットします。
   ・国土地理院からは最新の標高値を,GoogleAPIを経由してゼンリンデータベースからは,最新の住所を入手して,交換用データに記載
    されている各値と共に表示します。
   ・DTD400 (平成28年12月)に対応しました。
  ☆ボーリング交換用データ(XML)と土質試験結果一覧表データ(XML)から試験値を抽出する処理:
   ・ボーリングデータに登録されている全ての情報を抽出してCSVファイルに変換します。
   ・土質試験結果一覧表データに登録されている全ての情報を抽出してCSVファイルに変換します。
    ※地層別(平均)N値や地盤パラメータを集約する際に利用すると便利です。
   ・DTD400 (平成28年12月)に対応しました。
  ☆土質試験結果一覧表データ(XML)をデータシートとして表示する処理:
   ・土質試験結果一覧表データを「土質試験結果一覧表」として可視化します。
   ・新旧のデータ形式(STLIST.XML,STBnnnn.XML)に対応しています。
   ・DTD400 (平成28年12月)に対応しました。

電子納品支援システム(位置座標を確認する処理)  イメージをクリックすると拡大します。
 ★地質調査報告書管理システム(旧Web-titan改良版)
  ☆本管理システムは,『実務に役立つWeb-GIS』の刊行に合わせて開発された,『Web-GIS版電子納品統合システム(Web-titan)』の
   データベース構造のうち,主要な部分を継承しています。
  ☆地質・土質成果電子納品要領にした電子成果品(CD等)から,Web-titanと同様に,地質調査報告書データベースを自動構築すると共に,
   その管理・閲覧するシステムが構築できます。
  ★地質・土質調査成果電子納品要領(平成28年10月版)に対応しています。
  ☆インターネットに直結しているウェブサーバはもちろん,Windows-IIS による localhost でも十分動作します。
  ☆データベースとはいえ,MYSQLのような「データベースエンジン」は使用しません。 従って,ファイルサーバといわれているウェブサーバ
   でも十分に動作します。
  ☆地図検索にはGoogle Maps API V3. を使用します。 利用に当たっては,ご自身で取得したライセンスキーが必要です。

地質調査報告書管理システム(旧Web-titan改良版)  イメージをクリックすると拡大します。
【編集後記】
ニュースレターNo.111をお届けします。
やっと初夏らしい季節になりましたが,皆様いかがお過ごしでしょうか?。
来る6月2日は当機構の総会が開催されます。昨年までは土曜日に開催しておりましたが,意見交換会開催を企画したこともあって金曜日といたしました。 どうぞご了承ください。