平成28年熊本地震で震度5弱~5強に見舞われた登録奇岩「人面岩」。
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newsletter106[pdf]
平成28年(2016年)熊本地震によりお亡くなりになった方々に対し深く哀悼の意を表します。 
また家屋倒壊など甚大な被害に遭われた方々に対し心よりお見舞い申し上げます。
【お知らせ】
平成27年度(第12期)総会の開催について
  下記の通り平成27年度(第12期)総会を開催いたしますので,会員各位には是非ご出席くださいますようお願い申し上げます。
             -記-
 日 時 平成28年6月4日(土) 14:30~15:30(予定)
 場 所 (一社)全国地質調査業協会連合会 会議室
      〒101-0047 東京都千代田区内神田 1-5-13 内神田TKビル3階
 議 事  第1号議案 平成27年度事業報告承認の件
      第2号議案 平成27年度決算及び監査報告並びに承認の件
      第3号議案 平成28年度事業計画(案)承認の件
      第3号議案 平成28年度予算(案)承認の件
      その他
      議案書:GUPIウェブページ上で公開しております
 ※ 総会終了後,16:00~18:00の予定で,特別映写会「20世紀フォックス社配給『Volcano』を開催します。
   参加費は無料です。 お飲み物と"おつまみ"をご用意し,皆様のご参加をお待ち致します。
 ※出演:トミー・リー・ジョーンズ,アン・ヘッシュ他
【事務局報告】
平成28年(2016年)熊本地震復興支援ボーリング柱状図緊急公開サイト
 4月14日と15日に発生した平成28年熊本地震に即応して,同震災からの復興を支援するための緊急支援サイトを開設しました。
 本サイトは,(一社)全国地質調査業協会連合会が公開主体で,GUPIは地盤情報の整備と公開システムの開発を担当しています。
 公開しているボーリング柱状図は,総務省実証事業「平成24年度 情報流通連携基盤の地盤情報における実証」で収集・整備されたもので,熊本県内と大分県内に限定しました。
以下に公開している地盤情報などを略記します。
★ボーリング柱状図: 熊本県内 12,107本
             : 大分県内 5,052本
             :合  計 17,159本
★産総研: 布田川-日奈久断層セグメント
★国土地理院: 土砂崩壊箇所(KMLデータ)
★オーバーレイコンテンツ
 ☆国土地理院:熊本地震正射画像 23地区
  ※地震直後の空中写真(オルソ画像)
 ☆熊本県・大分県:土砂災害警戒区域図
                 (急傾斜地,土石流)
 ☆国土地理院:土地条件図
 ☆国土地理院:国土画像情報(空中写真),
     第一期(1974~)及び第四期(1988~)
 ☆産総研:シームレス地質図(詳細版)

(左)阿蘇大橋を崩落させた土砂崩れ現場付近。    (右)京大火山研究センターの立地する丘
国土地理院:平成28年熊本地震 西原地区 正射画像(2016年4月16日撮影)+ボーリング位置
 ・阿蘇大橋の橋台を補修した時の柱状図が3孔公開されています。
 ・国道57号の路肩が崩壊した地点の柱状図も公開されています。
 ・京大の丘で実施されたボーリングでは,丘の頂部のGL-12.5mまでの地層は,火山灰・黒ぼく・軽石と報告されています。

(左)益城町の布田川断層セグメント。                  (右)嘉瀬川左岸の旧河道の液状化現象。
国土地理院:平成28年熊本地震 益城地区 正射画像(2016年4月15日撮影)+ボーリング位置
 ・布田川-日奈久断層セグメントは,産総研のウェブページを参照して作成しました。
 ・旧加勢川の河道で実施されたボーリンクでは,GL-19mまでの大半が砂質土とシルト質砂層であるという記載があります。
閲覧はどなたでも自由です。 アクセス先は以下のように二重化しましたので,混雑時には適宜切り替えてご利用ください。
 ・http://geonews.zenchiren.or.jp/api/2016KumamotoEQ/index.html
 ・http://www.web-gis.jp/2016KumamotoEQ/index.html
【事務局報告】
GUPI編集「自然災害の記憶」に平成28年熊本地震を追加
 「自然災害の記憶」は,地質情報ポータルサイト(http://www.web-gis.jp/)の中に設けている「過去に発生した自然災害の事例」を紹介するページです。
 GUPI編集部が独自に情報を収集して編集発行しています。
 この程,平成28年(2016)熊本地震災害に関する情報を以下のように8ページ(10事例)を追加しました。

 ☆阿蘇大橋付近の土砂崩れ
 ☆阿蘇大橋下流右岸の国道崩壊
 ☆京大火山研究センター丘の土砂崩れ(河陽地区)
 ☆阿蘇・烏帽子岳~975m峰尾根の土砂崩れ
 ☆阿蘇市赤水地区に生じた大規模な地割れ
 ☆阿蘇市狩尾地区に生じた大規模な地割れ(1),同(2)
 ☆阿蘇市狩尾地区に生じた大規模な地割れ(1),同(2)
 ☆阿蘇市山田地区に生じた液状化現象
① 阿蘇大橋付近の土砂崩れ
☆国土地理院が,震災直後の4月16日に撮影した「平成28年熊本地震 西原地区 正射画像」をKashmir3D で可視化処理する一方,測線を設定して5mDEMから標高を推定しました。 グラフ化処理はEXCELです。
☆標高650m付近に遷急点があり,その直下の区間傾斜は40度を超えているようで(5mDEMからの推定値のため),この辺りが土砂崩れの起点になっているかもしれません。
  URL:http://www.web-gis.jp/GS_Topics/201604KumamotoEQ/201604KumamotoEQ-01.html
② 阿蘇大橋下流右岸の国道崩壊
☆上(左)の図は,平成28年(2016年)熊本地震復興支援ボーリング柱状図緊急公開サイトで,「平成28年熊本地震 西原地区 正射画像」を背景図として表示し,熊本県内のボーリング地点をプロットしたものです。
☆赤丸のボーリングは,地震によって崩落した場所に相当します。ボーリング柱状図によると地表から約12mまで「黒ぼく」など比較的軟らかい地層であったことがわかります。
  URL:http://www.web-gis.jp/GS_Topics/201604KumamotoEQ/201604KumamotoEQ-02.html
③ 京大火山研究センター丘の土砂崩れ(河陽地区)
☆上(左)の図は,①や②と同様にして作成しました。
☆この丘には,国土交通省のボーリングが3孔実施されているため,上(右)図に示す簡易的な地質断面図を作成してみました。
☆この丘の頂部では,地表から10m以上も火山灰・黒ぼく・軽石といった崩壊しやすい土砂で覆われていることがわかります。
  URL:http://www.web-gis.jp/GS_Topics/201604KumamotoEQ/201604KumamotoEQ-03.html
 総合紹介ページが設けられており,以下にアクセスすると各ページへ誘導してくれます。
  http://www.web-gis.jp/Shizensaigai.html
【事務局報告】
日本の奇岩百景の登録が百に達しました

 2016年4月開催の理事会で,下記の4奇岩の登録が承認されました。 これにより,目標の合計百奇岩が登録されました。
 都道府県別の登録数を右に示します。
 ★奇岩は百に達しましたが,登録されている都道府県は24に留まっています。
 ★最も多い都道府県は17奇岩の秋田県です。  次いで13奇岩の茨城県,6奇岩の静岡県と熊本県,5奇岩の新潟県,兵庫県と山口県と続いており,まとめると東日本が63奇岩,西日本が37奇岩となりました。
  詳細は、http://www.web-gis.jp/kigan100.html でご覧ください。

 登録数が百に達しましたが,今後も推薦・応募は受け付けることになりました。
 これは,と思われる奇岩がありましたなら,皆さんのご推薦・ご応募をお待ちしております。
・登録番号:97
・奇岩名称:象島(ぞうじま)
・所 在 地:静岡県西伊豆町
・類  型:その他(動物)
・謂 わ れ:「象島」は、象が地に腰をおろした姿に似ていることから名付けられました。 もっとも、象よりマンモスに似ているという声!もあります。鼻の部分は「瀬浜」と呼ばれていますが、トンボロ現象によって干潮時には歩いて島まで・・・。
 ⇒ 公開ページはこちら
登録番号:98
・奇岩名称:蛇島(じゃじま)
・所 在 地:静岡県西伊豆町
・類  型:その他(動物)
・謂 わ れ:島の中段の地層が蛇のウロコや流のような形をしていることから「蛇島」と名付けられました。「蛇島」の手前には奇岩「亀岩(亀島)」があり、亀岩の先端からは蛇島の地層の様子を観察することができます。
 ⇒ 公開ページはこちら
・登録番号:99
・奇岩名称:亀甲岩
(かめごういわ)
・所 在 地:静岡県西伊豆町
・類  型:その他(動物)
・謂 わ れ:海から陸に上がろうとしている亀にそっくりな岩ですが、怪獣ガメラにも似ていると人気です。左のシルエットからは、今まさに陸に上がろうとする亀の動きが感じられます。
 ⇒ 公開ページはこちら
・登録番号:100
・奇岩名称:竹山(たけやま)
・所 在 地:鹿児島県指宿市山川
・類  型:伝説
・謂 わ れ:垂直に突き出した岩肌が特徴的な「竹山」は、古来から修験道の修行の場であったと考えられ、幕末に薩摩藩が編纂した「三国名勝図会」には、以下のような記述があります。「文化8年、11月2日夜、官船神明丸という船を鳶之口峯(竹山の海側)の下あたりに繋いでいたところ、竹山の上に・・・


 ⇒ 公開ページはこちら
【事務局報告】
平成28年度第1回理事会開催報告
 日時:平成28年4月20日(水)15:00~16:30
 場所:(一社)全国地質調査業協会連合会 会議室
 出席:大島会長,中田副会長,加藤理事,古宇田理事,土屋理事,長瀬理事,黛理事,柴草事務局長
 議題1.平成27年度事業報告と決算について     ⇒承認
 議題2.平成28年度事業計画案と予算案について   ⇒承認
 議題3.総会までの準備について    ⇒承認
 議題4.「日本の奇岩百景」の新規登録(4奇岩 )  ⇒承認
 議題5.その他
   理事会報告(詳細)は http://www.gupi.jp/GupiReport.html で公開しています。
【編集後記】
本レター執筆時には,ソメイヨシノの芽がかなり膨らんだ状態でしたが,お届けする頃には満開のところもあることと思います。
速いもので,平成27(2015)年度も本日でお仕舞いとなりました。 明日からは,様々な環境変化が待ち受けている方も多いのではないかと思います。
季節の変わり目でもあります。 どうぞお体に気をつけて,ご活躍くださるようお祈り申し上げます。