4月14日と15日に発生した平成28年熊本地震に即応して,同震災からの復興を支援するための緊急支援サイトを開設しました。
本サイトは,(一社)全国地質調査業協会連合会が公開主体で,GUPIは地盤情報の整備と公開システムの開発を担当しています。
公開しているボーリング柱状図は,総務省実証事業「平成24年度 情報流通連携基盤の地盤情報における実証」で収集・整備されたもので,熊本県内と大分県内に限定しました。 |
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以下に公開している地盤情報などを略記します。
★ボーリング柱状図: 熊本県内 12,107本
: 大分県内 5,052本
:合 計 17,159本
★産総研: 布田川-日奈久断層セグメント
★国土地理院: 土砂崩壊箇所(KMLデータ)
★オーバーレイコンテンツ
☆国土地理院:熊本地震正射画像 23地区
※地震直後の空中写真(オルソ画像)
☆熊本県・大分県:土砂災害警戒区域図
(急傾斜地,土石流)
☆国土地理院:土地条件図
☆国土地理院:国土画像情報(空中写真),
第一期(1974~)及び第四期(1988~)
☆産総研:シームレス地質図(詳細版) |
(左)阿蘇大橋を崩落させた土砂崩れ現場付近。 (右)京大火山研究センターの立地する丘
国土地理院:平成28年熊本地震 西原地区 正射画像(2016年4月16日撮影)+ボーリング位置 |
・阿蘇大橋の橋台を補修した時の柱状図が3孔公開されています。
・国道57号の路肩が崩壊した地点の柱状図も公開されています。
・京大の丘で実施されたボーリングでは,丘の頂部のGL-12.5mまでの地層は,火山灰・黒ぼく・軽石と報告されています。 |
(左)益城町の布田川断層セグメント。 (右)嘉瀬川左岸の旧河道の液状化現象。
国土地理院:平成28年熊本地震 益城地区 正射画像(2016年4月15日撮影)+ボーリング位置 |
・布田川-日奈久断層セグメントは,産総研のウェブページを参照して作成しました。
・旧加勢川の河道で実施されたボーリンクでは,GL-19mまでの大半が砂質土とシルト質砂層であるという記載があります。 |
閲覧はどなたでも自由です。 アクセス先は以下のように二重化しましたので,混雑時には適宜切り替えてご利用ください。
・http://geonews.zenchiren.or.jp/api/2016KumamotoEQ/index.html
・http://www.web-gis.jp/2016KumamotoEQ/index.html |