尾瀬,見晴十字路からの至仏山。10月上旬。
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【お知らせ】
GUPI 10周年記念企画
『よくわかり面白いGUPI地学用語解説集(Geo Wiki)』公開ページ開設
 この程,加藤前会長の労作である『よくわかり面白いGUPI地学用語解説集(Geo Wiki)』の公開システムを構築致しましたので,ここにご報告致します。
 アクセス先は,以下の通りです。 http://www.geonews.jp/wiki/
 公開システムが採用している「Wiki方式」は,ウェブブラウザを利用して文書を作成したり編集するシステムあるいはその文書群(DBを含む)の総称であって,メジャーなWikipediaやWikiLeaksなどもWiki方式により構築されています。
 なお,『よくわかり面白いGUPI地学用語解説集』(以後,Geo Wiki)は,Wiki方式を採用している代表的なフリーツールの「MediaWiki」を使用しました。
 以下に主なページについてご紹介します。
1.メインページ
2.インデックスページ
☆インデックスページは,読みで「あ行」~「わ行」として作成しました。
☆ページ左のインデックス部に表示されている「あ行」~「わ行」をクリックすると,当該行の全登録項目が表示されます。
☆青字の項目名をクリックすると,Geo Wikiに登録されている解説ページが開きます。
☆赤字の項目名の場合は,Geo Wikiに解説ページが登録されていないことを示します。
3.解説ページ
☆各解説ページは「解説ブロック」と「引用文献ブロック」に分けて記載してあります。
☆現在,解説本文と引用文献には,オリジナル文献にたどり着くための外部リンクを設定していません。 必要と思われる場合は,後述する編集権を持っているGUPI会員が自ら設定してください。
☆解説ページの最下段[カテゴリ:*行]をクリックすると,Wikiで自動的に生成されたカテゴリページにジャンプします(詳細後述)。
4.カテゴリページ
☆カテゴリページは,Wikiによって自動生成されます。 生成に当たっては,頭の一文字ごとに個別のカテゴリとして分類されるため,上図のような表示形式になります。 通常のインデックスページより使いやすいという方にはお勧めかもしれません。
5.全文検索機能

☆ページの右上には「検索窓」が設置されています。

☆必要なキーワード(例,第三紀)を入力し,上右図のように「この語を全文検索」の部分でクリックすると,左図のように第三紀でヒットした全ページが表示されます(左図の「ページ本文と一致」に相当します)。

☆「第三紀」のみでクリックすると,「第三紀」というタイトルを持つページが表示されます(左図の「ページ名と一致」に相当します)。
6.ページの編集
☆ページの編集にはWiki言語(書式)に対する知識が必要です。 Geo wikiの編集に参加を希望されるGUPI会員諸兄は,予め以下のURLなどにアクセスしてWiki言語をある程度マスターしておいてください。
 ・https://osdn.jp/docs/WikiSyntax
 ・http://www.libspark.org/wiki/WikiFormatting
☆画像や文書ファイルを登録できます。 上図の[ファイルをここにドロップしてください]に必要な画像ファイルをドロップすると,ファイルをアップロードできます。 なお,場所の移動やサイズの変更など,最小限の処理は必要です。
 7.記事の編集と著作権について
☆(Geo Wiki)の記述(解説文)にかかわる著作権はクリエイティブ・コモンズライセンス「CC BY」です。 どなたでも出典を明記して頂ければ,ご自由に転載できます。   CC BYの詳細は http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja をご覧下さい。
☆Geo wikiは,GUPI会員の共有情報です。 GUPI会員であればどなたでも記事の新規投稿と既存記事の訂正を行うことができます。 ご希望の方は,事務局メールアドレスまでお申し込みください。
☆Geo wikiの全てのページにおいて,正規の編集権を持つ会員による改良が可能となっており,「履歴表示ページ」を参照することにより,記事内容の変更状況を確認することができます。
【お知らせ】
第3部会・地盤環境技術研究センター主催
   「地盤環境関連技術の研究開発の最新動向」についての講習会のお知らせ
 地質情報整備活用機構の第3部会である,地盤環境技術研究センター主催による標記講習会が10月27日に開催されます。 同センターは,土壌地下水汚染に係わる諸問題をメインテーマとして活動していますが,今般開催される講習会は,廃棄物の処理処分技術に関する最先端の研究・開発の動向について解説致します。
 東日本大震災,福島原発事故等による廃棄物の処理処分は,わが国にとっても喫緊の課題となっており,地盤改良技術など地盤環境の関連技術や海外における先端的の研究・開発の動向を第一人者を講師に迎えて,分かりやすく解説する予定です。 参加費は無料です。
詳細のご案内は同センターのHP(http://getrec.net/),あるいは下記よりダウンロードし,ご参加ご希望の方はFAXにより直接,同センターへ申込みください。
              -記-
「地盤環境関連技術の研究開発の最新動向」についての講習会
 日 時: 平成27年10月27日(火) 14:00~16:30
 場 所: 飯田橋レインボービル 1階会議室 (C・D会議室) 東京都新宿区市谷船河原町11
 アクセス: JR・総武線,飯田橋駅西口から徒歩約6分 地下鉄・有楽町線/南北線,飯田橋駅から徒歩5分 
        地下鉄・東西線/大江戸線,飯田橋駅から徒歩9分
 演題と講師:
     ★「地盤環境と廃棄物処理処分技術の研究・開発の動向」 国立研究法人 国立環境研究所 主任研究員 工学博士 遠藤 和人氏
     ★「地盤環境保全・修復における情報技術の利活用」    防衛大学校 教授 工学博士 宮田 喜壽氏
 費 用: 無料
 定 員: 80名 (地盤環境技術研究センターへFAXにて申込みください)
 その他: 講習会終了後,受講証明書をお渡しします。   印刷用資料と申し込み票はこちらです
【お知らせ】
東京地学協会行事のお知らせ
1. 第292回地学クラブ講演会「日本の人造宝石技術,その一断面 -青年宮沢賢治から青色LED用サファイアまで」
 日 時:平成27年10月23日(金)16:00~17:00
 場 所:東京地学協会 地学会館二階 講堂(東京都千代田区二番町 12-2)
 交 通:東京メトロ麹町駅5出口を出て左へ徒歩1分。日本テレビ向い JR市ヶ谷駅から徒歩7分,四ッ谷駅から徒歩9分)
 講演者:白木 健一(並木精密宝石研究所)
 要 旨:詩人で童話作家の宮沢賢治は若き日,天然の鉱物のみでなくその合成にも興味を伸ばし,父宛の手紙に自分の望む宝石や鉱物の合成は実用的にも意義の大きいことを訴えていた。
 また,昭和初年頃,開通した東京の高架鉄道を詠んだ詩「高架線」の一節に「酸化礬土と酸水素焔にてつくりたる/紅きルビーのひとかけ・・・」とある。 講演者は1959年,電子機器メーカにてルビー人造に着手し,以来半世紀余にわたり各種ガーネット,サファイア等の応用に係わった。
 *講演会講演終了後,別室で講師を囲んで懇談会(任意)

2. 国内見学旅行「群馬県下仁田地域と埼玉県秩父地域の地質と地形―下仁田ジオパーク・ジオパーク秩父を中心に」
 群馬県西部の下仁田地域や埼玉県の秩父地域は,中生代付加体の結晶片岩や,段丘地形,各種鉱床などが分布するなど,地球科学的な見どころが多い地域である。関東地方北部の地質構造や河川上流部での段丘形成過程,その自然条件に立脚した人間の営みについて現地で学ぶ。
 日 時:2015年10月3日(土)~4日(日)(1泊2日)
 集 合:10:00 熊谷駅もしくは10:40 寄居駅集合(貸切バスで移動)
 宿 泊:まほーばの森(〒370-1613群馬県多野郡上野村大字勝山1169)バンガローでの宿泊(一室4名か8名,男女別)
 参加費:13000円(宿泊代,交通費,1日目夕食代,2日目朝食,保険料含む。集合解散地までの交通費及び昼食代は各自負担)
 申込み:FAX:03-3263-0257,またはe-mail: chigaku@geog.or.jp で,東京地学協会まで,参加者の人数,住所,氏名,性別,年齢,集合場所,会員・非会員の別,電話番号,メールアドレスまたはファックス番号をお知らせください。
 締 切:9月18日(金)
 募集人員:22名(最低催行人数:14名)

3.海外見学旅行「香港ジオツアー」
 日  時:平成27年11月9日(月)~11月13日(金)5日間
 旅行費用:213,000円+諸税(9,310円 8月1日現在) (2名一室。1名で1室を希望の場合)
   ※ツアーご参加者が20名様以上の場合には,1人20,000円割引。
 募集人員:22名(最少催行人員15名)
 参加希望調査締切:平成27年10月2日(金)
 日程等の詳細:旅行会社(株式会社ism) http://shogai-kando.com/pdf/hongkong.pdf  参照。
e-mail (アドレス: i.kurakami@shogai-kando.com )またはFAX(03-5214-0062)で以下の事項を知らせる。
  1. 氏名(漢字,ふりがな及びパスポート記載のアルファベット表記)
  2. 住所 3.電話番号
【編集後記】

尾瀬ヶ原にて
今年の夏はことのほか暑く感じられましたが,お盆が終わったとたんに長雨/豪雨/竜巻など,世に言う異常気象が続いています。 皆様いかがお過ごしでしょうか。
 Geo Wikiの開設により,10周年記念事業は全て終了となりました。 これもひとえに会員各位のご協力のたまものと執行部一同厚く御礼申し上げます。
 今後とも,当機構の活動にご協力ご鞭撻賜りますよう,お願いいたします。
 最後に,皆様の健康をお祈り申し上げます。