平成17年度総会開催
 6月4日後楽園会館において平成17年度総会が開かれました。 雨模様にもかかわらず多数のご参加をいただきありがとうございました。 まず当日現在の会員数正会員148名のうち委任状100通、出席者27名で総会が成立していることが報告され、議長に天野一男理事(茨城大学教授)を選出しました。
 冒頭、当機構監事羽原俊行氏が急逝されたとの報告があり、全員で黙祷を捧げました。 次いで、この1年を振り返ると、まだまだ組織的に弱体であるが、生みの親である産総研地質調査総合センターと全国地質調査業協会連合会に支えられて発展的に過ごすことができた、との会長挨拶があり、議事に入りました。
 審議概要は以下の通りです。

§ 平成16年度事業報告および決算報告
 初年度ですからGUPI自体の存在をPRすることに重点を置き、ホームページとニュースレターの充実に力を注ぎました。ハザードマップなどインターネット上の地質情報の所在について調査し、ウェブで公開しています。 反面、一般市民を対象とした講演会などの普及活動については、Geoparkの小集会を開催した程度で、必ずしも十分とは言えませんでした。 昨年は新潟地震40周年でしたので、これを記念して新潟大学と共同でGIS版新潟地震地盤災害図を刊行しました。 また、Web-GISプラットホームの構築に向けた準備も行っており、近々様々な地質情報をWeb-GISで発信する予定です。 技術者活用に関しては会員アンケートを実施しましたが、技術者登録と公開にまでは至っていません。 来年度の課題です。
 組織・財政に関しては、正会員・賛助会員数とも設立総会時の目標をほぼ達成し、寄付金もほぼ目標を達成しました。ご協力を感謝します。

§ 平成17年度事業計画と予算
 設立総会時に2カ年分の事業計画と予算が承認されており、内閣府に提出してありますから、基本的には変更がありません。 特に力を入れたいことは、「安価なオープンGISプラットホームの構築による地質情報の普及と高度利用の促進」を図ることです。 そのために次項で述べるコンソーシアムを結成します。 また、主要河川の流域全体を対象とする環境アトラスづくりにも取り組みます。 品質確保法の成立に伴い、地方公共団体への技術アドバイザー派遣などの支援事業を模索します。 さらに、昨年度実行できなかった一般市民向けの諸活動にも取り組むとともに、Geoparkプロジェクトも具体化します。
 予算については総額約2,370万円で内閣府提出済みの予算をごく僅か減額修正しました。

§ GISコンソーシアム
 はじめに、中田文雄地質情報整備委員会委員長からWeb-GISの概念と発展方向などについて解説があり、今後の地質学界や地質調査業界ではGIS抜きでは考えられないと力説されました。 次いで大矢会長から、GIS対応は急速に進むだろうから、どこがイニシアチブを取るかここ1・2年が勝負になる、産総研・全地連・大阪市大・GUPIからなるGISコンソーシアムを結成して産学官共同研究を実施したいとの計画が説明されました。 このコンソーシアムには、民間側が準備した金額と同額を産総研が提供してくれるマッチングファンド制度が利用できそうだとのことです。 そこで、コンソーシアム契約時民間側で用意する拠出金の納入が万一遅れた場合に備えて、1,500万円を限度として短期借入金をすることを理事会決定に委ねることが諮られ了承されました。 なお、出席された産総研所属会員のお話では、契約時に全額用意する必要はなく、そのような事態は先ず起こりえないだろうとのことでした。

§ 役員改選
 逝去された羽原監事の代わりに井上基氏を監事に選出しました。 他は全員重任となりました。

 総会終了後、会費制で和やかな懇親会が催されました。

   総研地質図類の販売

  このほど産総研と地質図類の委託販売契約を結びました。当機構が取り扱うジャンルは次の5つです。
  ・200万分の1地質編集図、
  ・構造図
  ・活構造図
  ・火山地質図
  ・数値地図(CD-ROM)
 従来販売されていなかった国立公園ビジターセンターやミュージアムショップなどに販路拡張をしたいと考えています。
 もちろん、会員諸氏の需要にも応じます。
 ただし、上記5つのジャンル以外のものは当面在庫を置くスペースがないので取り扱いません。

   2007年3月をもちまして、当機構での産総研地質図類の販売を終了いたしました。


   1回GUPI地学見学旅行(三宅島巡検)予告
 昨年度GUPIでは講演会・見学会を企画できませんでしたので、今年こそ実行したいと考えています。 たまたま今年の9月4日は三宅島全村民の島外避難5周年に当たりますので、記念すべき第1回見学会は三宅島で行いたいと思います。 三宅島は風光明媚な観光の島でしたが、観光産業も冷え込み大変とのことです。 そこで、僅かでも経済的に貢献したいとの意味合いもあります。 なお、巡検案内者には三宅島火山地質図の著者・産総研シニアリサーチャー川邉禎久氏にお願いしました。
<日程案>
9月2日(金)22:30 竹芝桟橋発 かめりあ丸 船中泊
9月3日(土)05:10 三宅島(桟橋)着 村営貸切バスで巡検 ホテル海楽泊
9月4日(日)08:30 観測所見学または自由行動(釣り・ホエールウオッチング等)
        14:30 三宅島(桟橋)発 かめりあ丸
        21:00 竹芝桟橋着 解散
費用概算 49,500円 (3日目自由行動の場合は48,000円)
旅行費用に含まれるもの: フェリー代金、宿泊費(休憩料を含む)、食事(朝食2回、昼食2回、夕食1回)、専用バス送迎費用、見学バス代金(村営バス計9時間貸切)、現地案内者費用及び謝礼、三宅島火山地質図(産総研発行)、ガスマスクレンタル費用、燃油価格変動調整金(変動が合った場合は旅行費用を変更致します)、旅行傷害保険(死亡・後遺傷害10,000万円、入院日額1,500円 通院日額1,000円)
募集人員: 40名(最少催行人員20名)
担当エイジェント: (有)ジオプランニング

募集要項等詳細は
決まり次第
ホームページで
ご連絡いたします

PDFファイル(0.5MByte)も用意しました。 こちらからどうぞ